Googleより「Google Chrome 7.0.517.41(Stable)」がリリース

Googleより米国時間19日、Stableチャンネルを通じて、同社によるWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 7.0.517.41」がリリースされています(Mac OS X版もリリースされています)。 Net Applications等によって調査されているマーケットシェアにおいて、力強い成長を継続しているWebブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間19日付にて同Webブラウザの最新安定版に相当する「Google Chrome 7.0.517.41(Stable)」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じてMac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Mac OS X版:約30.4MB。これまでにStable/Betaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。

この度リリースされた「Google Chrome 7.0.517.41(Stable)」における主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.6.0.472.63からの主な変更点となります)。
  • UIオートメーション、及び「HTML5」におけるパーシングアルゴリズムの実装等に向けて、Mac OS X版において「AppleScript」をフルサポート
  • 新たに「HTML5」におけるFile APIに対するサポートを追加(Webアプリケーションからのローカルファイルへのアクセス等が可能に)
  • inputタグ(<input type="file" webkitdirectory>)を通じてディレクトリをアップロード可能に
  • 「Option(オプション)」>「Under the Hood(高度な設定)」>「Content Settings(コンテンツの設定...)」における「Cookies」マネジメントを改善
  • JavaScriptエンジン「V8 Assembler」におけるパフォーマンスを改善
  • 種々のバグフィックス
  • And many others...
※一連のテストリリースにおける成果が安定版にマージされる形となっています(先のBeta版(米国時間7日付にてリリースされたVer.7.0.517.36)からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています)。

その他にも「Google Chrome」関連では、米国時間12日付にてVer.8.0.552.5がDevチャンネルを通じてリリースされており、同バージョンでは安定性関連の修正等が行われています(現時点においてMac OS X版は「Mac OS X 10.5.6(Intel)」以降が対象となります)。

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