VMwareによるP2V(Physical to Virtual)/V2V(Virtual to Virtual)マイグレーションツールとして広範なプラットフォームをサポートする「VMware vCenter Converter(旧VMware Converter)」ですが、この度米国時間8月31日付にて同マイグレーションツールのアップデートリリースに相当する「VMware vCenter Converter Standalone 4.3 Build 292238」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページを通じてバイナリパッケージが入手可能となっています。
この度リリースされた「VMware vCenter Converter Standalone 4.3 Build 292238」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- ソースマシン、及びデスティネーション仮想マシン(デスティネーションターゲット)としてデータセンター仮想化ソリューション「VMware vSphere 4.1」プラットフォームをサポート
- パワーオフステートにあるMicrosoft Hyper-V R2/R1仮想マシンのインポートをサポート
- コンバータジョブの送信、及びモニタリング等に向けて、パブリックAPI、及びサンプルコードを提供
- 新たに「Windows Server 2008 R2」「Windows 7」をソースとしたインポートをサポート
- ネットワーク帯域幅、或いはCPUに基づき、ソースからデスティネーションターゲットへのデータ転送を調整可能に
- 新たに「IPv6(Internet Protocol Version 6)」をサポート
- Windows 2000/NTのサポートを終了
- 仮想マシンフォーマットにおける標準規格「OVF(Open Virtualization Format)」のサポートを終了
- 「VCB(VMware Consolidated Backup)」イメージソースのサポートを終了
- Linuxインストレーションのサポートを終了
- And many others...
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