VMwareより「VMware Fusion 3.1.1 Build 282344」がリリース、「vSphere 4.1」をゲストOSとしてサポート etc...

米EMC傘下のVMwareより米国時間12日、同社によるMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」のアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 3.1.1 Build 282344」がリリースされ、新たに「VMware vSphere 4.1」のゲストOSとしてのサポート等が行われています。

米国時間5月25日付にてリリースされたアップデート相当の「3.1 Build 261058」において、新たに最大8コア(8way)の「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング)」に対する対応等が行われているMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」に、米国時間12日付にてアップデートリリースに相当する「VMware Fusion 3.1.1 Build 282344」がリリース。現在VMwareによる公式ダウンロードページ、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じて日本語含む7言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています(フル版:約434MB/Light版:約151MB)。

この度リリースされた「VMware Fusion 3.1.1 Build 282344」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • VMwareによるクラウドプラットフォーム「VMware vSphere 4.1」をゲストOSとしてサポート。「VMware ESX HCL(VMware ESX Hardware Compatibility List)」にリストされていないシステムにおいて「VMware vSphere 4.1」を試用可能に(VCPs(VMware Certified Professionals)、及び仮想化エキスパート等を対象とした試用環境(サーバ仮想化ソフトウェアのインストール、サーバのセットアップ、トレーニング、デモンストレーション、教育等)として位置付けられており、実環境での利用には非対応)
  • 一部の「iSight」カメラへ適切にアクセスする事ができないケースが確認されていた問題を修正
  • 仮想マシン動作時にホストOSがクラッシュした後に、(仮想マシン次回起動時に)不適切なディスクエラーメッセージが表示されるケースが確認されていた問題を修正
  • レコーディングデバイスのサンプリングレートが44.1kHz以外に設定されていた場合に、オーディオレコーディングに失敗するケースが確認されていた問題を修正
  • And many others...
3項目目にリストされている不適切なディスクエラーメッセージが表示され得たとされる問題は、事前にVMware Communities、及びナレッジベース等を通じて告知されていた問題の修正となります。

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