Appleより「Safari 5.0.1」がリリース、機能拡張を正式サポート etc...

Appleより米国時間28日、同社によるMac OS X/WindowsベースのWebブラウザ「Safari」のアップデートリリースに相当する「Safari 5.0.1」がリリースされ、新たに機能拡張の正式サポート等が行われています。 米国時間6月7日付にてリリースされたアップグレード相当の Ver.5.0において、「HTML5」対応の強化、及び「Safari Reader(Safariリーダー)」を実装等が行われているMac OS X/WindowsベースのWebブラウザ「Safari」に、米国時間28日付にてアップデートリリースに相当する「Safari 5.0.1(533.17.8)」がリリース。現在Appleによる公式ダウンロードページ、及び「Software Update」を通じてMac OS X、Windowsを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Snow Leopard:約37.57MB)。

この度リリースされた「Safari 5.0.1」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • Ver.5.0より利用可能となっていた「Extensions(機能拡張)」をデフォルトにて有効化
  • アドレスフィールドにおけるトップヒットの結果が、より正確に表示されるべくした修正を適用
  • CSSアニメーションのタイミングが、より正確に行われるべくした修正を適用
  • 「Safari Reader」のキーボードショートカットを使用した際の安定性を改善
  • 「MobileMe Mail」においてスクロールを行った際の安定性を改善
  • 「Safari Reader」において、「www.rollingstone.com」から複数ページの記事を表示する際に発生し得た問題を修正
  • 32bitシステムにおいて、JavaScript暗号化ライブラリを使用するサイト(「Google Wave」等)が適切に動作しないケースが確認されていた問題を修正
  • ネットワークホームディレクトリを使用した「Mac OS X 10.5 Leopard」システムにおいて、「Safari」が適切に起動しないケースが確認されていた問題を修正
  • YouTubeサムネイルイメージ上にカーソルを置いた際に、サムネイルの境界線が消失するケースが引き起こされ得た問題を修正
  • 「Adobe Flash 10.1」を使用した際に、「www.facebook.com」「www.crateandbarrel.com」等のサイトでFlashコンテンツがその他のコンテンツにオーバーラップして表示され得た問題を修正
  • 「www.aa.com」から搭乗券(ボーディングパス)を適切にプリントする事ができなかった問題を修正
  • And many others...
同梱されているセキュリティアップデート(Safari 5.0.1)にはCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)による分類にて15件の修正項目が示されており、悪質なWebサイトを訪問した際に、不慮のアプリケーションの終了、或いは任意の コードの実行等が引き起こされ得たとされる脆弱性(WebKit、CVE-2010-1780)の修正等が行われていると伝えられています。その他にも 「Safari」関連では、同日付にて「Mac OS X 10.4.11」を対象としたアップデートリリース「Safari 4.1.1」もリリースされています。

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