Windows Vistaに続き「Office 2007」も発売延期へ

Microsoftより、Windows Vistaのコンシューマ向けリリース発売延期に続き、「Office 2007」の一般発売(小売/OEM向けリリース)も来年(2007年1月)に延期するとの発表があったようです。 先日のWindows Vistaのコンシューマ向けリリース延期の発表や、大規模な組織再編、或いはInternet Explorerにおけるセキュリティホール問題等、何かと慌ただしいここ数日のMicrosoft身辺ですが、今度はVistaと同様、2006年第4四半期にリリース予定とされていたOffice 2007の一般発売延期も正式発表されたようです。そしてこちらもVistaと同様、ボリュームライセンス契約による企業ユーザ向けには年内先行リリースという形式がとられ、一般消費者が入手可能となるのは来年1月からになるとの事。この件に関してMicrosoft側では、

「Office 2007の一般発売は、消費者や小売業者のエクスペリエンスを考慮すると、Windows Vistaに合わせた方が良いと結論付けた」

との見解を示しているようです。

実際に様々な利便性等を考慮しても、Officeのみを数ヶ月先行リリースする事に大きなメリットは見出せないでしょうし、逆に両者にとってマイナスに作用する側面が現れてしまう事も考えられます。そういった意味では大方の予想通りの展開となっており、ユーザサイドの視点から見ても、数ヶ月の時を急ぐよりトータル的に安定したソリューションを提供して欲しい、と考えるのは自然の成り行きであると思われます。一方で、ここ数日における一連のMicrosoftの動向がAppleサイドへの追い風となるのではないか?との見解もあるようですが、WindowsとMac OS Xとでは両者を取り巻く環境が根本的に違うので、直接的な影響をもたらすには至らないと考えます。逆に今回の件でMac OS X側のメリットとして報じられている事も、局面を変えればデメリットとして扱わざるを得ない事もあるわけで、今回受けるであろうとされている追い風の量というのは、些細な逆風で相殺されてしまうに留まるものと認識しています(個人的にはMac OS Xのアップグレードの周期は、各バージョンそれぞれ半年づつ早いのではないかと感じています)。

今回のMicrosoftによる決定は、PCメーカ各社や小売業者にとっては程々恨めしい事かとも思いますし、今後の開発に向けて反省し、改善しなければならない点は沢山あるでしょうが、一方でエンドユーザ側から聴かれる「勇気ある決断であった」と評価する声にも耳を傾けておきたいものです。

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