Googleより米国時間25日、Stableチャンネルを通じて、同社によるWebブラウザ「Google Chrome」の最新安定版に相当する「Google Chrome 5.0.375.55」がリリースされ、新たにMac OS X、及びLinux版が安定版としてリリースされています。
米国時間4日付にてリリースされた Ver.5.0.375.29において、「HTML5」に対する対応の強化、及びJavaScriptエンジン「V8 Assembler」におけるパフォーマンス改善等が行われているWebブラウザ「Google Chrome」ですが、この度米国時間25日付にて同Webブラウザの最新安定版に相当する「Google Chrome 5.0.375.55(Stable)」がリリースされ、現在Stableチャンネルを通じてMac OS X、Windows、Linuxを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Mac OS X版:約25.2MB。これまでにBetaチャンネルを通じて提供されていたビルドに対しては、自動更新経由でのプッシュも行われています)。
この度リリースされた「Google Chrome 5.0.375.55(Stable)」では、先行していたWindows版と共にMac OS X、及びLinux版が初めて安定版としてリリースされており、Mac OS X版はMac OS X 10.5以降(Intelのみ)、Windows版はWindows 7/Vista/XP、Linux版はDebian/Ubuntu/Fedora/openSUSEに各々対応しています(先のBeta版(米国時間20日付にてリリースされたVer.5.0.375.53)からは主としてセキュリティ関連の修正等が行われています)。
尚、プレビュー版において統合がテストされていた「Adobe Flash Player」プラグインは、この度リリースされたVer.5.0.375.55には含まれておらず、「Adobe Flash Player 10.1」がGA版としてリリースされた後に改めて実装予定と伝えられています。
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