VMwareより「VMware Workstation 7.1 RC 1 Build 254807」がリリース

米EMC傘下のVMwareより米国時間3日、開発過程にある同社による次世代デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation 7.1」の最新RC版に相当する「VMware Workstation 7.1 Release Candidate 1 Build 254807」がリリースされています。 Windows/Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」を対象としたアップデートリリースとして3月中旬よりテストリリースが開始されている「VMware Workstation 7.1」に、米国時間3日付にて最新RC版に相当する「VMware Workstation 7.1 Release Candidate 1 Build 254807」がリリース。現在VMware Communities、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じてWindows、Linuxを対象としたバイナリパッケージが入手可能となっています(Windows版:約583MB/Linux 64bit版:約322MB)。

この度リリースされた「VMware Workstation 7.1 Release Candidate 1 Build 254807」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の改善。「DirectX 9」「OpenGL」アプリケーションを対象としてパフォーマンス、及び互換性を改善
  • 同梱されている O2V(OVF to VMware)/V2O(VMware to OVF)コンバートツール(コマンドラインユーティリティ)「VMware OVF Tool」をVer.2.0にアップグレード(「Beta 1 Build 240242」ではVer.1.0.1が同梱)
  • メモリマネジメントを改善するための新たなユーザインターフェイスを追加
  • 「Ubuntu 10.04 LTS(Lucid Lynx)」をゲストOSとしてサポート
  • 「RHEL 5.5(Red Hat Enterprise Linux 5.5)」をゲストOSとしてサポート
  • And many others...
※この度リリースされた「7.1 Release Candidate 1 Build 254807」には、VMware Communitiesを通じて2010年7月15日まで試用可能なトライアルキーが提供されています(トライアルキーにてACE機能も利用可能)。

その他にもVMwareからは、同日付にて開発過程にある「VMware ACE 2.7」の最新RC版に相当する「VMware ACE 2.7 Release Candidate 1 Build 254807」、デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Player 3.1」の最新RC版に相当する「VMware Player 3.1 Release Candidate 1 Build 254807」も各々リリースされています。

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