VMwareより「VMware Fusion 3.1 RC 1 Build 254806」がリリース

米EMC傘下のVMwareより米国時間3日、開発過程にある同社による次世代デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion 3.1」の最新RC版に相当する「VMware Fusion 3.1 Release Candidate 1 Build 254806(for Mac OS X)」がリリースされています。

Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」を対象としたアップデートリリースとして3月中旬よりテストリリースが開始されている「VMware Fusion 3.1」に、米国時間3日付にて最新RC版に相当する「VMware Fusion 3.1 Release Candidate 1 Build 254806」がリリース。現在VMware Communities、及びビルトインのソフトウェアアップデータを通じて日本語含む7言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています(フル版:約429MB/Light版:約147MB)。

この度リリースされた「VMware Fusion 3.1 Release Candidate 1 Build 254806」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
  • フランス語、ドイツ語、日本語、簡体字中国語、イタリア語、スペイン語、各言語リソースを追加(英語を含めて計7言語リソースを包含)
  • レジュームされた仮想マシンにおける応答性、及び仮想ディスク(vmdk)における全般的なパフォーマンスを改善
  • 3Dグラフィックスを含むグラフィックス関連の改善。「DirectX 9」「OpenGL」アプリケーションを対象としてパフォーマンス、及び互換性を改善
  • 「Unity(ユニティ)」モードの改善。「Expose」「Dock Expose」において、「Unity」ウインドウのオーバーラッピングをサポート
  • 同梱されている O2V(OVF to VMware)/V2O(VMware to OVF)コンバートツール(コマンドラインユーティリティ)「VMware OVF Tool」をVer.2.0にアップグレード(「Beta 1 Build 240138」ではVer.1.0.1が同梱)
  • And many others...
この度リリースされた「Release Candidate 1 Build 254806」は、Ver.3.0.xにおけるシリアルにて試用可能となっている他、2010年7月15日まで試用可能なトライアルキーも提供されています。また、既知の問題点を含むその他の詳細がリリースノート、及びVMware Communities等を通じて確認可能となっています。

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