Microsoftサポート情報「Mac版Office製品のMac OS X 10.4対応状況」

Microsoftサポート情報において、「Mac版Office製品のMac OS X 10.4対応状況」「Intelプロセッサ搭載Macに関する質疑応答集」が更新されているので、要約して紹介します(Mactopia Japan : Mac 版 Office 製品の Mac OS X 10.4 対応状況Mactopia Japan : Intel プロセッサ搭載 Mac に関する質疑応答集)。

Internet Explorer、Outlook Express、Windows Media Player等、主要なプロダクトが次々とMac OS Xプラットフォームから撤退してしまい、個人的に重宝している Remote Desktop Connection Client for Macも、暫く音沙汰なし。メジャーなアプリケーションは、Officeを残すのみとなってしまった MicrosoftのMac OS X対応ソフトウェアですが、「Mac OS X 10.4.5 for Intel」においては「Office X 10.1.6」「Office 2004 for Mac 11.1.1」共に、最新版へのアップデートとRosetta(ロゼッタ)上での動作を条件に「動作確認済」と発表されています。

実際に、店頭に並んでいる「iMac for Intel」「MacBook Pro」には「Office 2004」がインストールされており、起動時間等ほんの一部の体感ながら、Rosettaの存在を殆ど意識させる事なく、ストレスなく動作していたと思います。ただ、やはりデベロッパが正式に動作確認済を公表すると安心感がありますね。他では「Microsoft Messenger 5.0」も動作確認済ですが、「Virtual PC for Mac」はVer. 6.1、7.0.2共にアウト。Microsoftサイドでは、

「Virtual PCは、非常に高いレベルでオペレーティングシステムとシステムプロセッサに依存しているため、現時点では PowerPC上での動作しかサポートしていない。Mac OS X for Intelのエミュレーション環境Rosetta上では動作しない」

といった現状を表明していますが、開発者サイドでは「積極的に開発を継続していきたい」との意欲を見せていると伝えられているので、是非とも期待したいところです。上手く実現して軌道に乗れば、Windows版Virtual PCを超える仮想化ソリューションの実現も夢ではないと思われます。

一方、「Intelプロセッサ搭載Macに関する質疑応答集」を要約すると、
  • 「Office 2004」をUniversal Binary化する予定はない
  • 次期バージョンはUniversal Binary版としてリリースする予定だが、Intelプロセッサ上での動作を確実なものとするために、若干のスケジュールの遅れはあるかも知れない
  • Virtual PC for Macは、Appleと共に開発の可能性を探るための作業を続けているが、追加の開発作業が必要となるので容易ではない
  • Intel Macを導入、或いは既に使用しているユーザは、「Office 2004 Professional Edition」は購入しないで欲しい
といった見解が述べられており、最後の項目は「Standard Edition」と「Professional Edition」の違いが、Virtual PC for Macが含まれているか否かだけなので、Intel Macのユーザが「Professional Edition」を新規購入するメリットは何もないですよ、といった現状が述べられています。

他にも、Appleとの間で締結した5年契約に関するプレスリリース等も紹介されていますが、Mac版Officeの先行きは 決して明るいものではないと思われます。Appleがどのタイミングで表計算(スプレッドシート)のアプリケーションを投入してくるか。「iWork '06」では、機能の一部としての提供でお茶を濁した形になりましたが、来年辺りには実現するのでしょうか。Excelの最初のプラットフォームとして採用される等、Mac OSとOfficeの関係には密接なものがあるだけに、Microsoftの一連の動向が 何とも気になるところです。


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