Microsoft、「Hyper-V」環境に向けたゲストOS拡張機能をLinuxコミュニティに提供

Microsoftより米国時間20日、プレスリリースを通じて、同社によるサーバ仮想化ソフトウェア「Hyper-V」上にて動作するLinux(ゲストOS)に向けた拡張機能(デバイスドライバ)をLinuxカーネルコミュニティに提供する旨等が発表されています。 サーバ環境を対象としたType 1ハイパーバイザとして「VMware vSphere(VMware ESX)」「XenServer」等とシェアを争うサーバ仮想化ソフトウェア「Hyper-V」ですが、この度米国時間20日付のプレスリリースを通じて、同仮想化ソフトウェア上にて動作するLinux(ゲストOS)に向けた拡張機能(デバイスドライバ)をLinuxカーネルコミュニティに提供する旨等が発表されています。

冒頭Linkのプレスリリースでは、「Linux Device Driver for Virtualization」と称されるGPLv2(GNU General Public License Version 2)に準拠した約20,000行のソースコード(3種のデバイスドライバを含む)がLinuxカーネルコミュニティに向けて提供されると伝えられており、これらは「Windows Server 2008 R2 Hyper-V(或いは「Windows Server 2008 Hyper-V」)」上にて動作するLinux(ゲストOS)のパフォーマンス向上等が主目的とされると伝えられています(提供される機能セットはカーネルに組み込まれるため、全てのLinuxディストリビューションがカバーされるとの事です)。

尚、Linuxカーネルコミュニティは既に当該コードの実装に着手していると伝えられており、「Linux Kernel 2.6.30.1」のStable Releaseに包含予定と伝えられています。また、MicrosoftがLinuxコミュニティに直接コードを提供するのは今回が初めてになるとの事です。


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