この度リリースされた「ReactOS 0.3.9」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- システム要件における最小RAM容量を32MBに低減(理論上は24MBにてインストール可能、20MBにで動作可能)
- カーネルに対するハイパースペースマッピングインターフェイスの実装により、300%以上のパフォーマンス改善を実現
- 「Object Manager(オブジェクトマネージャ)」に対するセキュリティチェックの改善により、(大きなサイズのファイル/レジストリのオペレーション時等に顕著な)500%近くのパフォーマンス改善を実現
- 「NDIS(Network Driver Interface Specification)」及び「AFD(Ancillary Function Driver)」に関連した種々の問題の解決により、サードパーティ製NICドライバに対する互換性、及びネットワークスタックのハーデニング等を増進
- カーネルストリーミングサービスを通じたサウンドに対する準備的なサポートを追加。新たなポートクラスライブラリを通じて「AC'97(Audio Codec 97)」ドライバを使用可能に
- GDI(Graphic Device Interface)カーネルモードの一部を対象とした多数のバグフィックス(描画エンジンの大幅な改善)
- Win32 API実行環境「Wine(WINE Is Not an Emulator)」から「ddraw.dll」をインポート
- And many others...
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