9月中旬にアップグレードリリースに相当する「2.0 Build 116369」がリリースされて以降、サポートフォーラム等を通じて幾つかのアップデート予定がリストアップされていたMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」に、米国時間14日付にて最新版に相当する「VMware Fusion 2.0.1 Build 128865」がリリース。現在VMwareによる公式ダウンロードページを通じて日本語含む7言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっています(dmg:約248MB)。
この度リリースされた「VMware Fusion 2.0.1 Build 128865」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- 「2.0 Build 116369」において確認されていた既知の問題点、及びユーザコミュニティ等を通じて報告されていた種々の問題等を修正
- Mac OS X(ホストOS)サイドのドキュメントにWindows(ゲストOS)アプリケーションの割当を行っていた際に、汎用的なドキュメントアイコンの代わりにアプリケーションバッジが表示されるべくした変更を適用
- 「Mirrored Folders(ミラーフォルダ)」「Shared Folders(共有フォルダ)」利用時における、パフォーマンス関連の大幅な改善
- ネストされた「Mirrored Folders」「Shared Folders」が適切に利用できないケースが確認されていた問題を修正(ネストされた「Shared Folders」利用時に、データ損失が発生し得た問題等を修正)
- 「Settings(設定)」>「Sharing(共有)」>「Allow the virtual machine to open applications on your Mac(Mac上で仮想マシンがアプリケーションを開くことを許可する)」が無効化されていた際に、設定が適切に反映されないケースが確認されていた問題を修正
- ユーザが仮想マシンとやり取りしている際に、「AutoProtect」がスナップショットの作成を延期すべくした変更を適用
- 非Europeanキーボードに向けたデフォルトにて、「Num Pad Enter」が「AltGr」にマッピングされなくなるべくした変更を適用
- 「Help(ヘルプ)」メニューにおいて「Enable Hints」メニューアイテムが復活
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