Apple Store Ginzaにおいて日本時間2005年12月15日、毎月第3木曜日に開催されている定例イベント「CSS Nite」が開催されました。過去2回は白熱した盛り上がりを見せた同イベントですが、今回は主催者でもある株式会社スイッチの鷹野雅弘氏と「ミツエーリンクスの木達一仁氏によるコラボレーションです。
開催毎にグレードアップしているCSS Niteは、Web業界に携わるディレクター、デベロッパー等にとっての貴重な情報源となっています(CSS Nite Vol.3終了しました)。
前半は、鷹野雅弘氏による「Web標準時代のDreamweaverのテンプレート活用」
前半の約45分は、鷹野雅弘氏が「Web標準時代のDreamweaverのテンプレート活用」と題して、「Dreamweaver」のテンプレート機能について概要から機能性、メリットから活用方法に至るまでを詳細に解説。鷹野氏が発行しているメールマガジン「DreamweaverではじめるWeb標準 ~XHTMLとCSSで構築するWebサイト~」のライブ版といった位置付けにて、ちょうど昨日に配信された内容に沿っていたようです。
ブログに代表されるようなサイドバー全盛の近年のWebデザインでは、サイトのボリュームが増えれるに従ってテンプレート機能は欠かせない存在となるでしょう。「You are here」「Magic CSS」の解説も含まれていて非常に勉強になりました。
後半は、木達一仁氏による「Web標準のススメ」
後半を務めたゲストスピーカーの木達一仁氏は、「Web標準のススメ」と題したプレゼンテーションを行なっていました。猛スピードで駆け抜けた45分間でしたが、内容的には倍近いエッセンスが含まれていたと思います。
Web標準、特にCSSの歴史やブラウザーとの関係は非常に興味深いですし、個人的には木達氏が使っていたWeb標準ベースのスライドショーが凄く気になりました。キューブのトランジションはファーストユーザースイッチを彷彿させるようでしたし、木達氏の英語の発音もネイティブに近くて印象的でした。
今日のアンケートで「有料でも参加したいか」という項目がありましたが、ある程度の人数で絞ってじっくり取り組むような形式であれば、得るものも更に大きくなるでしょう。私は参加すると思います。
この記事へのコメント
鷹野
次回以降、ゲストに「猛スピード」を強いることのないように時間配分を練ってみます。
Flipper
CSS Niteは、回を重ねる毎に盛り上がりが増していますね。
来年も頑張って下さい。私もなるべく時間の都合をつけて、引き続き参加させて頂きたいと思っております。