Canonical支援のUbuntu Foundationより英国時間21日、開発過程にある同団体による次世代Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.04(コードネーム:Hardy Heron)」の最新Alpha版に相当する「Ubuntu 8.04 Alpha 5」がリリースされています。
コードネーム「Hardy Heron」として昨年11月下旬よりテストリリースが開始されている次世代Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.04」に、英国時間21日付にて最新Alpha版に相当する「Ubuntu 8.04 Alpha 5」がリリース。現在Ubuntu Foundationによる公式ダウンロードページ等を通じてIntel x86(i386)、AMD64/EM64T、SPARC(「Server install CD」のみ)に対応した「Desktop CD」「Server install CD」「Alternate install CD」、及びソースコード等が各々入手可能となっています(Intel x86(i386)Desktop CD:約694MB、インストールCDがそのままLive CDとして利用可能となっています)。
この度リリースされた「Ubuntu 8.04 Alpha 5」では、Linuxカーネルに「Linux Kernel 2.6.24.2」をベースとした「Linux Kernel 2.6.24-8.14」が実装されている他(「Linux Kernel 2.6.24-8.14」には、メインラインカーネルに対して最近数ヶ月間においてマージされた重要な機能強化、及び修正等が含まれていると伝えられています)、Mozilla Foundationによる次世代Webブラウザ「Firefox 3」の最新Beta版「Firefox 3 Beta 3」のバンドル等が行われており、X Window Systemには昨年9月上旬にリリースされた「X.Org 7.3(X.org X Window System Release 7.3(X11R7.3))」が実装されています。また、デスクトップ環境、パッケージ構成等の異なるUbuntu派生として以下の各ディストリビューションのAlpha 5も公開されています。
- KDEベースの「Kubuntu(Kubuntu 8.04 Alpha 5)」
- Xfceベースの「Xubuntu(Xubuntu 8.04 Alpha 5)」
- 教育、学術機関向けにパッケージングされた「Edubuntu(Edubuntu 8.04 Alpha 5)」
- 「Ubuntu Linux」からプロプライエタリなソフトウェアを除外したフリーソフトウェアオンリーの「Gobuntu(Gobuntu 8.04 Alpha 5)」
- 米VMware等が展開する仮想アプライアンス戦略の一環として提供され、各アプリケーションベンダが各々のアプリケーション等をインストールして提供するためのベースとなる「Ubuntu JeOS(Ubuntu JeOS 8.04 Alpha 5)」
- マルチメディア、グラフィックス関連等を強化したメタパッケージ「Ubuntu Studio(Ubuntu Studio 8.04 Alpha 5)」
尚、「Ubuntu 8.04」のコードネームに使用されている「Hardy Heron」は「強健(丈夫)な鷺」に由来しており、2008年4月に正式リリースが予定されています(6ヶ月サイクルでアップデートが行われる「Ubuntu」のバージョンナンバには、リリース時の年、月が付与される形式となっており、「Hardy Heron」は2008年4月に正式リリースが予定されているため「Ver.8.04」となります)。また、2008年10月リリース予定とされる「Ubuntu 8.10」のコードネームは「勇敢(大胆)な野生山羊」に由来する「Intrepid Ibex」が予定されています。
posted by Flipper at 18:01
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