InnoTekより「VirtualBox 1.5.6」がリリース

独InnoTek GmbHより現地時間19日、同社によるマルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「VirtualBox」の最新Windows、Linux版に相当する「VirtualBox for Windows 1.5.6」「VirtualBox for Linux 1.5.6」がリリースされています。 現地時間6日にMac OS X版Beta 3(Ver.1.5.51-r27946)」、同11日にはOpenSolaris版Beta 1(Ver.1.5.51-r28040)」が各々リリースされる等、活発な動向が示されているマルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「VirtualBox」。同12日には開発元となる独InnoTek GmbHのSun Microsystemsによる買収が発表される等、今後の更なる展開等にも注目が集まるところではないかと思われますが、この度現地時間19日付にて同仮想化ソフトウェアの最新Windows、Linux版に相当する「VirtualBox for Windows 1.5.6」「VirtualBox for Linux 1.5.6」が各々リリースされ、現在VirtualBoxによる公式ダウンロードページを通じてバイナリパッケージ、及びGPL 2(GNU General Public License Version 2)に準拠したソースコード(VirtualBox Open Source Edition)が入手可能となっています(Windows x86版:msi:約17.1MB。個人利用、評価目的に限り無償にて利用可能)。

この度リリースされた「VirtualBox 1.5.6」における主な変更点として以下の項目等が示されています(Ver.1.5.4からの主な変更点となります)。
  • 幾つかのエラーメッセージが適切に表示されるべくした修正を適用
  • ユーザレジストレーションダイアログがクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • 仮想マシンリセット前に確認ダイアログを表示すべくした変更を適用
  • ホストOSにおけるスクリーンセーバ開始前にマウス、及びキーボードが適切にリリースされるべくした変更を適用
  • 内部ネットワークを対象としたネットワークネームの設定を追加
  • 「Seamless Mode(シームレスモード)」及びフルスクリーンモード利用時に確認されていた幾つかの問題を修正
  • IDEコントローラタイプとして「PIIX4(PCI-to-ISA/IDE Xcelerator 4)」を選択すべくしたオプションを追加(「VMware」によって作成されたWindows(ゲストOS)に対する互換性を改善)
  • Solaris(ゲストOS)利用時における種々のパフォーマンス改善
  • Ver.1.5.4において確認されていた「VRDP(Virtual Remote Desktop Protocol)」におけるレグレッション関連の問題を修正
  • リードオンリーの「Shared Folders」に対するサポートを追加
  • クリップボード共有に関連した幾つかの問題を修正
  • 「E1000」デバイスエミュレーションに対する試験的サポートを追加
  • 新たにスリープボタンイベントを実装(ACPI(Advanced Configuration and Power Interface))
  • 「Guest Additions(Windows NT 4)」において確認されていた幾つかの問題を修正
  • 開発過程にある「Kubuntu 8.04(ゲストOS)」利用時における「Guest Additions(Linux)」インストーラ関連の問題を修正
  • And many others...
尚、「VirtualBox Open Source Edition」にはバイナリパッケージが提供されていないため、開発環境一式、及び依存する外部ライブラリ等を用いる事によるセルフコンパイルが必要となり、公式サイトには各プラットフォーム毎に纏められたビルドインストラクションも公開されています。


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