この度リリースされた「Parallels Desktop 3.0 for Mac Beta Build 5540」における主な変更点等が以下の通りに示されています。
新機能
- 「Mac OS X 10.5 Leopard」における新機能「Spaces」との統合。「Single Window(シングルウインドウ)」「Full Screen(フルスクリーン)」「Coherence(コヒーレンス)」何れのモードにおいても「Spaces」を利用可能とし、「Coherence」モード利用時には個々のウインドウを個別スペースにアサイン可能
- 「Mac OS X 10.5 Leopard(ホストOS)」利用時に、Mac OS Xデスクトップに仮想HDDが適切にマウント可能に(「Mac OS X 10.4 Tiger(ホストOS)」環境下では「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 4124」より利用可能となっていた機能ですが、「Mac OS X 10.5 Leopard(ホストOS)」環境下では適切に動作していませんでした)
- Virtualizationエンジン(仮想化エンジン)に関する改善。「SMBios(System Management BIOS)」をサポート
- 「Windows Vista」「Windows XP」(共にゲストOS)利用時における大幅なパフォーマンス改善
- ネットワークに関する改善。「Shared Networking」に対する「Port Forwarding」のサポート
- ユーザインターフェイスの改善。HDD、及び「Shared Folders」等におけるパスの表記に「~(ホームディレクトリの略記)」の表示をサポート
- 仮想デバイスサポートの改善。仮想マシンにおいて2つの仮想CD/DVDドライブを利用可能に
- ビデオ、及び3Dサポートの改善。「DirectX 8.1」及び「OpenGL」パフォーマンスの改善
- 「Parallels Transporter」における機能強化。「Boot Camp」支援によって作成されたパーティション(Windows)から「Parallels Virtual Disks(「.hdd」、仮想HDD)」にマイグレーション可能に(Parallels Transporter 3.0 for Windows Build 1444)
バグフィックス、及び機能改善
- プライマリOSサポートの改善。「Parallels Desktop for Mac」インストール後における不正なディスクパーミッションを修正
- 「Mac OS X 10.5 Leopard(ホストOS)」における「Dock」にWindowsアプリケーションのアイコンが適切に表示されなかった問題を修正
- 安定性、及びリソース利用の改善。「PokerStars」利用時等に確認されていたサウンド関連のセグメンテーションフォルトを修正
- ゲストOS非アクティブ時(非起動時)にスナップショットノードを削除した際に発生し得たセグメンテーションフォルトを修正
- 「Windows Experience Index」が「Windows Vista」において適切にカウントされていなかった問題を修正
- 「Coherence 3.0」における改善。「Single Window」「Full Screen」「Coherence」各モード利用時における「Windows Taskbar(タスクバー)」の挙動を改善
- 「Windows Taskbar(タスクバー)」が隠されている際に「command」キーを用いて「Windows Start Menu」を呼び出し可能に
- 「Coherence」モードにおける「AutoCAD」利用時にカーソルが適切に動作しなかった不具合を修正
- ツールボックスパネルから移動した際に「Microsoft Visual Studio」がハングアップするケースが確認されていた問題を修正
- 「Parallels Tools」インストレーションプロセスにおいて「Error 5009」が発生し得た不具合を修正
- 「Bridged Ethernet」使用時に「MIDIoverLAN CP 3.2」が適切に動作可能に
- 「SUSE Linux 9.3(ゲストOS)」に対して「Parallels Tools(Linux Tools)」をインストールする際に確認されていた不具合を修正
- 「The Wealth In Motion」をネットワークを通じてレジストする際に確認されていた不具合を修正
- 不正なキーコードコンバージョンを修正
- 日本語Input Method(MS-IME)がポップアップウインドウにおいて適切に変換候補を表示し得なかった不具合を修正
- ディスク共有、及びフォルダ共有の改善。ユーザプロファイルの共有を実現する「Shared Profile」有効時に、一部のサードパーティアプリケーションのインストール、アンインストールが適切に行えなかった不具合を修正
- 「CatiaV5R16」起動時に発生し得た不具合を修正
- 「3DMark2001」ベンチマークモードにおいて発生し得たセグメンテーションフォルトを修正
- NVIDIA製グラフィックスカード利用時に、一部のゲームにおいて確認されていたテクスチャ関連の不具合を修正
- 多数のアプリケーションに対する互換性改善
- And many others...

↑「Mac OS X 10.5 Leopard」+「Parallels Desktop 3.0 for Mac Beta Build 5540」における「Spaces」との統合。「Coherence」モード利用時には個々のウインドウを個別スペースにアサイン可能(クリックで拡大します)
上記スクリーンショットと同様のハンドリングは「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5160」環境下でも実行可能となっていますが、この度リリースされた「Parallels Desktop 3.0 for Mac Beta Build 5540」では細部にわたる微調整、及びパフォーマンス改善等が施されているようです。尚、現時点では同ビルド(Build 5540)利用時においても一覧表示(F8)時におけるレンダリング関連の不具合等、幾つかの不安定要素が確認されているようです。
個人的に「Mac OS X 10.5 Leopard」+「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 5160」環境下で気になっていた不具合(Mac OS Xデスクトップに仮想HDDがマウントされなかった問題、「Dock」にWindowsアプリケーションのアイコンが表示されなかった問題等)の幾つかが「Build 5540」において修正されている事を確認しました。Parallels Software Internationalの迅速な対応には常々好印象を抱いている次第です。
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