2007年09月27日

VMwareより「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」がリリース、「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する互換性改善、日本語リソース追加 etc...

米EMC傘下のVMwareより米国時間25日、同社によるMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」の最新Beta版に相当する「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」がリリースされ、「Mac OS X 10.5 Leopard」に対する互換性改善、及び日本語リソースの追加等が行われています。 Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェアにおいて「Parallels Desktop for Mac」と双璧を成す存在としても注目を集める「VMware Fusion」。8月上旬に米国市場における正式リリース(VMware Fusion 1.0 Build 51348)を迎えた後、同月下旬よりアクト・ツーを通じた日本市場における販売、サポート等も開始されていますが、この度米国時間25日付にて同仮想化ソフトウェアの最新Beta版に相当する「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」がリリースされ、現在VMwareによる公式ダウンロードページを通じてバイナリパッケージが入手可能(dmg:約170.1MB)となっている他、30日間試用可能なトライアルキーも提供されています(「VMware Fusion 1.x」正規ユーザは無償にて継続利用可能となっています。尚、米VMwareを通じて2007年内提供予定とされている「Mail-in Rebate」プログラム(20ドルのキャッシュバック)は、米国在住者のみが対象となっています)。

この度リリースされた「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」における主な変更点等が以下の通りに示されています。

新機能、及び機能改善 etc...

  • MicrosoftによるマルチメディアAPI「DirectX 9.0」に対する試験的な対応。より多くのWindows用3Dグラフィイクスアプリケーション、及びゲーム等が実行可能に(「Pixel Shader」に対応していないため、Windows Vistaにおける「Aero Glass」には非対応)
  • ゲストOS(Windows)において「iPhone」と「Outlook」が同期可能に
  • 「Unity」モードの改善。Windowsタスクバー、及び「Start」メニューの表示/非表示を切り替えるべくしたオプションを「View」メニューに追加(「View」>「Show Taskbar in Unity Mode」)
  • (「Unity」モード利用時)ウインドウが開いていない場合に「Launch Applications」ウインドウが自動的に表示されなくなるような変更を適用
  • 「Unity」モードにおける「Windows Vista 64bit」「Windows Vista 32bit」「Windows XP 64bit」に対する対応を改善
  • パーティションタイプが誤って設定されるケースが生じていた問題に対処し、「Boot Camp」パーティションの検出等を改善
  • Appleによる次世代オペレーティングシステム「Mac OS X 10.5 Leopard」(ホストOS)に対する互換性改善
  • オプティカルドライブが仮想マシンに接続されている際に「Eject」キーを用いた光学メディアの取出しが可能に
  • 「Windows Easy Install」にて作成された「VMware Shared Folders」からのMac OS Xホームディレクトリに対するアクセス権が、デフォルトで「Read Only」に設定(セキュリティ向上)
  • ステータスバーを隠すべくしたオプションが追加された事により、一層効率的なディスプレイの利用を実現
  • ステータスバーを通じて「VMware Tools」のインストール、及び期限の如何を明確に表示可能に
  • 仮想ハードウェアにおけるプリファレンスを変更する際に、仮想マシンの電源を一旦オフにする必要がある事を一層明確に通知

バグフィックス

  • 「VMware Fusion」がインストールされている際に「AirPort」プロセスにCPUリソースが100%消費されるケースが生じていた問題を修正
  • 「Unity」モード利用時に、マウスのスクロールホイールをゆっくりとスクローリングした際の動作を改善
  • (「FileVault」有効時に)仮想マシンに対して「Suspend(サスペンド)」「Rresume(レジューム)」を行った際に発生し得たハングアップを修正
  • 仮想マシンに接続されたUSBボリュームの接続を解除した際に、カーネルパニックが発生するケースが確認されていた問題を修正
  • アプリケーションの切り替え、スクリーンセーバの起動、或いは「MacBook Pro」「MacBook」におけるラッチ開閉時に全画面表示が解除されるケースが確認されていた問題を修正
  • 「Windows Vista」(ゲストOS)にパスワードを設定していない場合においても「Windows Easy Install」が適切に動作可能に
  • 仮想マシンとの切り替え時に「Logitech Control Center」における「Caps Lock」通知が表示されなくなるべくした修正を適用
  • ゲストOS間、及びホストOS(Mac OS X)、ゲストOS間においてファイルをドラッグアンドドロップした際に、日付/時刻が記録可能に
  • 「Mac OS X 10.5 Leopard」(ホストOS)においてデバイスメニューが適切に動作可能に
この度リリースされた「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」より日本語リソースが追加され、メニュー等の各種インターフェイスの日本語化が実現されています。
日本語化されたインターフェイス
↑日本語化されたインターフェイス(クリックで拡大します)

尚、「VMware Fusion」は米国(VMware)、日本(アクト・ツー)各々で互換性のあるシリアル、バイナリが提供されているため、何れからシリアルを購入した際にも米国VMwareによるBetaプログラムに参加する事ができます(「Parallels Desktop for Mac」は日米でシリアルが別々なため(或いはバイナリレベルでの互換性が保障されていないため)、日本市場にて購入したユーザがParallels Software Internationalより提供される最新ビルドを試しずらい現状があります)。
「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」+「Ubuntu Desktop 7.0.4」
↑「VMware Fusion 1.1 Beta 1 Build 57919」+「Ubuntu Desktop 7.0.4」(クリックで拡大します)

posted by Flipper at 20:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | VMware
この記事へのコメント
Flipperさん
こんにちは、朝之丞です。
CNET JapanブログネットワークからTB出来ませんでしたので、コメント致します。
http://japan.cnet.com/blog/tomono10/2007/11/09/entry_25001407/
やはり、2.8GHz Intel Core 2 ExtremeのCPU Powerは凄いです。
先ずは、ご報告まで。
Posted by 朝之丞 at 2007年11月09日 16:50
朝之丞さん、こんにちは。いつもお世話になっております。
「VMware Fusion 1.1 RC」のTry and Tested拝見させて頂きました。
「iMac Core 2 Extreme」+「Windows Vista Business」だとVMware Fusionのポテンシャルがフルに試せそうですね。
私の環境だと試せない項目も幾つかあるので、いつもながら朝之丞さんのTry and Testedを大変参考にさせて頂いております。
「Spaces」を利用したMac OS XとゲストOSの切り替えは仮想化ソフトウェアはの醍醐味の一つにもなりそうですね。
正式版のリリースも近いと思われますので、朝之丞さんのTry and Tested共々楽しみしております。
今後も宜しくお願い致します。
Posted by Flipper at 2007年11月10日 16:03
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