2007年07月06日

OpenOffice.org、Mac OS XネイティブGUI環境「Aqua」対応版「OpenOffice.org Aqua Development Preview」のSecond Aqua Development Snapshotを公開

OpenOffice.org内、The OpenOffice.org Mac Porting Projectより米国時間3日、「OpenOffice.org for Mac OS X」における「Aqua」対応版の最新開発スナップショット(Second Aqua Development Snapshot)に相当する「OpenOffice.org Aqua Development Preview」が公開されています。 「GNU LGPL(GNU Lesser General Public License)」に基づくオープンソースオフィススイート「OpenOffice.org」におけるMac OS XネイティブGUI環境「Aqua」対応版として高い関心が集められ、米国時間6月5日付にて最初の開発スナップショット(First Aqua Development Snapshot)が公開されていた「OpenOffice.org Aqua Development Preview」。現時点では開発途上のプレビューバージョンとしての位置付けながらも、Mac OS X環境における現存オフィススイートが抱える各種の課題を解決し、同プラットフォームにおけるオフィススイートのファーストチョイスとも成り得る存在の一つとして、その動向が注目されるところではないかと思われますが、この度米国時間3日付にて開発過程にある同オフィススイートの最新開発スナップショット(Second Aqua Development Snapshot)に相当する「OpenOffice.org Aqua Development Preview」が公開され、現在公式ダウンロードページを通じて英語、フランス語、ドイツ語、日本語各ロケールに対応したバイナリパッケージがBitTorrent経由にて入手可能となっています(Intel版、PowewPC版共にdmgにて約 139MB)。

この度公開されたSecond Aqua Development Snapshotにおける主な変更点等が以下の通りに示されています。
  • プリント機能が利用可能に(Aquaによるプリントダイアログには非対応)
  • テキスト表示の不具合に起因して適切に機能していなかったPDFエクスポートが利用可能に
  • コピーアンドペーストがフルに利用可能に
  • アプリケーション(OpenOffice.org)終了後に発生し得たクラッシュを改善
  • テキスト、及びグラフィックスにおける適切な描画を実現
  • 大部分のウインドウ、及びダイアログに対する「Aaua」テーマの適用
  • コンボボックスにおける一層の改善
  • 種々のバグやクラッシュ、及びパフォーマンスの改善
  • 適切な動作を得るべくして、テストツールが改変可能に(「QA(Quality Assurance)」のみ)
  • Aqua対応のIME(Input Method Editor)を利用した日本語のインライン入力が可能に
  • 新たにフランス語、ドイツ語、日本語各ロケールを追加
「OpenOffice.org Aqua」はMac OS XネイティブGUI環境Aqua上にて動作するため、現行「OpenOffice.org for Mac OS X」における「X11 for Mac OS X」が必要とされず(「NeoOffice」開発時に利用されている「Swing(Java)」ツールキットも使用されず)、現在公開されている開発スナップショットは開発過程にある「OpenOffice.org 2.3」をベースとして移植作業が行われているとの事。現時点では使用時におけるアプリケーションのクラッシュ、及びデータ破損の可能性等が示唆されており、開発サイドからは生産性を伴う用途での利用は控えるよう呼び掛けられています(使用時においては各種データの事前バックアップが推奨されています)。また、現時点で確認されている主な不具合等が以下の通りに示されています。
  • 新たなウインドウを開く際に発生し得るBlack Flash
  • プリントダイアログが、Mac OS Xネイティブアプリケーションにおけるそれ(Aquaによるプリントダイアログ)と非統一
  • 共有フォルダ、或いはリモートフォルダからOpenOffice.orgを開始した際に適切に動作が得られず
  • 「Impress(プレゼンテーション)」がマルチモニタ環境に未対応
※既知の問題点の全てのリストがQuality Assuranceを通じて確認可能となっています。

尚、システム要件には「Mac OS X 10.4.x」(Intel/PowerPC)が挙げられており、現行「OpenOffice.org for Mac OS X」(X11版(X11 for Mac OS X))版のテスト、配布等も、追って告知のあるまで継続予定と伝えられています。また、更なる開発スナップショットのリリース予定等も併せて表明されています。

タグ:OpenOffice
posted by Flipper at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | Software
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