この度の情報は、Sun Microsystems Chief Executive, Jonathan Schwartz氏が、米国時間6日に米ワシントンDCにおいて開催された「Sun Blade 6000 System」発表イベントにおいて明らかにした内容に端を発しており、同11日より開幕する「WWDC 2007」において「Mac OS X 10.5 Leopard」における「ZFS」採用がAppleより発表されるであろうと伝えられています。
これまでにも、Mac OS Xにおける現行ファイルシステム「HFS Plus」「HFSX」後継としての「ZFS」採用の如何はインサイダ情報レベルで度々報じられており、昨年4月にはAppleの一幹部がMac OS Xに対するZFS移植を前提としてSunのZFSチームとコンタクトをとったとの情報も伝えられていました。その後、同年12月には「Mac OS X 10.5 Leopard Developer Preview」における「Disk Utility(ディスクユーティリティ、/Aplication/Utilities/Disk Utility.app)」のフォーマットオプションに「ZFS」の存在が確認されたとしてその信憑性が高まっていたようですが、これまでの経緯等を考慮に入れた上でも「Mac OS X 10.5 Leopard」における未発表機能の一つは「ZFS」の採用と考えて差し支えないのではないかと思われます。 尚、「ZFS」が有する潜在的な特徴の幾つかとして、
- タスクの自動化によるファイルシステム管理の簡素化や、ファイルシステム間におけるリソース共有等が齎す稼働率の向上(ファイルシステムのダウンタイムを短縮)
- 全データに64bitのチェックサムを付加する事によって保存データの不整合を未然に防止すると共に、エラー発生時におけるデータの自動復旧等もサポート
- 複数のディスク装置から構成される「Storage Pool(ストレージプール)」と称される仮想化の概念を持つ事により、ドライブを追加するだけで容易にファイルシステムを拡張する事が可能
- 目的データへのアクセスの高速化
- ファイルシステムにおける任意のステータスをスナップショットとして保存可能
- 「SPARC」やx86用のSolaris等における採用実績
何れにしても「Core 2 Duo」によって復活した64bitプロセッシングと「ZFS」による128bitアドレッシングの組み合わせは、パーソナルテクロジの分野に飛躍的な可能性を齎してくれるのではないかと思われます。
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