2007年03月15日

ReactOS Foundationより「ReactOS 0.3.1」がリリース

ReactOS Foundationより米国時間10日、開発過程にある同団体によるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」の最新alpha版に相当する「ReactOS 0.3.1」がリリースされています。 アプリケーション、及びデバイスドライバ等におけるバイナリレベルでのWindows互換環境(オブジェクトコード互換)を目標として開発中とされるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」に、この度米国時間10日付にて最新alpha版に相当する「ReactOS 0.3.1」がリリース。現在ReactOS Foundationによる公式ダウンロードページを通じて、Intel x86アーキテクチャを対応プラットフォームとする以下の各種バイナリ、及びソースコード等が入手可能となっています。
  • Live CD
  • インストールCD(ISOイメージ)
  • 「QEMU」仮想マシン(「QEMU for Windows」をバンドル)
  • 「VMware」仮想マシン
  • ソースコード
  • Debug Build with KDBG
Ver.0.3.1における主な変更点等が以下の通りに示されています。
  • 「freeldr」(FreeLoader、ReactOSにおけるブートローダ)の改善
  • HAL(Hardware Abstruction Layer)におけるキーエリアの大幅な改善(IRQ関連、バスサポート、kd等)
  • Kernel(カーネル)における非互換部の大幅な書き直し
  • RTL(Run Time Library)における多数の改善、及びバグフィックス
  • カーネルモードドライバにおけるバグの修正、及び一層優れたUSBドライバの追加
  • 「cmlib(Core Math Library)」の追加によるレジストリサポートの改善
  • 「Win32」サブシステム、及びユーザモードDLLsにおける一層の修正
  • ブートビデオドライバ(及びスプラッシュスクリーン)の追加
数多くのスクリーンショットが下記Linkより公開されています。 尚、昨年12月の段階で、freeldrに起因した不具合の発見等によりVer.0.3.1以降におけるIntelベースMacintoshへの正式対応を表明。従来からサポートされているPC/AT互換機の他、Apple純正デュアルブート支援ツール「BootCamp」によって作成されたパーティション、或いは「Parallels Desktop for Mac」における仮想マシン等を実行環境としてサポート予定と伝えられ、開発者向けビルドにおける動作確認が進行中とされていましたが、現時点で公式なアナウンスは発せられておらず、MYCOMジャーナルにおける当該記事では、
Intel Core Duoを搭載したMacBookでLive-CDの起動をテストしたところ、ブート時のスプラッシュ画面が表示される段階までは進行したものの、デスクトップが現れる前にシステムがフリーズすることを確認している。
との検証結果も示されているようです(Parallels Desktop for Macへのインストールは可能となっているようです)。

また、公開されている開発ロードマップによると「ReactOS 0.4」(「ntoskrnl」におけるWindows NT 5.x/6系に対する互換性を50%に向上)を2007年中に、「ReactOS 0.5」(「ntoskrnl」における互換性を70%に向上)を2007年〜2008年に各々リリースし、現在alpaとして進行中の開発ステージをBetaに移行するとの予定が示されています。

タグ:reactos
posted by Flipper at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | Software
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