2012年12月25日

「Linux Mint 14(正式版)」リリース

愛Linux Mint teamより英国時間11月20日、同チームによるLinuxディストリビューション「Linux Mint」の最新版に相当する「Linux Mint 14(Nadia、GA版)」がリリースされています。 コードネーム「Nadia」として、英国時間11月11日付にてRC版が公開されていた、Linuxディストリビューション「Linux Mint 14」ですが、この度英国時間11月20日付にて同ディストリビューションのGA版がリリースされ、現在Linux Mint teamによる公式ダウンロードページを通じて、x86-64、Intel x86(i386)を対象としたisoイメージ等が入手可能となっています(x86-64(Cinnamon) 約881MB。アーキテクチャ、デスクトップ環境、コーデックの有無に応じた6種のエディションが提供されており、インストールCDが、そのままLive CDとして利用可能となっています)。

「Ubuntu 12.10(Quantal Quetzal)」をベースとする「Linux Mint 14」では、Linuxカーネルに「Linux Kernel 3.5」、X.Org Serverに「X.Org Server 1.13.0」が実装されている他、デフォルトのデスクトップインターフェイスとして「MATE 1.4」「Cinnamon 1.6」、WebブラウザとしてMozilla Foundationによる「Firefox 16.0.1」、メールクライアントとして「Thunderbird 16.0.1」、オフィススイートとしてThe Document Foundationによる「LibreOffice 3.6.2 RC 2」、グラフィックスソフトウェアとして「GIMP 2.8.2」が各々採用されています。

当バージョンにて採用されているGNOMEシェルのフォーク「Cinnamon」は、「GNOME 3(GNOMEシェル)」を対象とした拡張機能「MGSE(Mint GNOME Shell Extensions)」を置き換える形にてVer. 13 LTS(Maya)より実装されており、利用に際しては3Dグラフィックスに向けたアクセラレーションが要求される事となります(当版では、ファイルマネージャに「Nautilus」のフォーク「Nemo」が新たに採用されています)。

また、「GNOME 2」からフォークして開発が行われている「MATE」は、グラフィックス要件を満たしていない環境においても動作可能とする等、より広範なプラットフォームを対象としています。

尚、「Linux Mint 14」は、英国時間11月30日付にてメンテナンスアップデートに相当するVer. 14.1がリリースされており、同版ではIntel GPUを伴うシステムにおいてCPU使用率が上昇し、パフォーマンスが損なわれるケースが確認されていた問題の修正、仮想マシンでの使用時に、DNSの名前解決が適切に機能しないケースが確認されていた問題の修正、及びEFIのインストーレションにおいて、インストーラが「grub-efi」パッケージを適切にインストールする事ができなかった問題の修正等が行われています。

posted by Flipper at 07:51 | Comment(0) | Linux
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。