2006年12月22日

水冷システム採用の「Power Mac G5」で冷却液漏出

MacFixItより現地時間20日、水冷システムを採用した「Power Mac G5」の一部機種における、冷却液の漏出事例に言及した記事が掲載されています。 「Adobe Creative Suite」「Microsoft Office」等、一部の主力アプリケーションにてUniversal Binary版が正式リリースされていない現状においては、まだまだ主力級の扱いを受け続けるであろう「Power Mac G5」ですが……、上記LinkのMacFixItによると、水冷システムを採用した同機種の一部において、幾つかの冷却液の漏出事例が報告されているとの事。以下に内容の一部を要訳してみます。

(ここから要訳)多くのユーザが、水冷システムを採用した「Power Mac G5」の一部の機種における冷却液の漏出を報告しています。幾つかの事例では、ロジックボード、電源、及びその他を包含している内部コンポーネントに対して、激しい損傷を与えるケースも確認されているようです。また、冷却液の欠乏はプロセッサのオーバーヒートを引き起こす要因にもなり、結果として突然のシャットダウン、及びその他の不安定な挙動を生じさせる事となります。

MacFixItの読者であるThorsten Kohlhage氏は、以下のように報告しています。

「私は先週、20ヶ月前に入手した「Power Mac G5 DP」の水冷システムにおける冷却液の漏出によって、同マシンのプロセッサ、電源、及びロジックボードが破壊された事を発見しました。Appleはサービスを拒否しています。なぜなら同ユニットは保障外だからです。私は、これは設計上の欠陥であると考えます」

幾つかのケースにおいて同問題では、最初にPower Mac G5の筐体から発せられた明確なクリッキングノイズ(或いは騒々しい「パチパチ」「パリパリ」というような音)による徴候が確認されています。

残念ながら多くのPower Mac G5が標準保証範囲外との措置を強いられており、高価な修理を余儀なくさせられています。該当ユニットにおける凡その修理費用は1800米ドル以上が見込まれており、(この金額は)殆ど新たな「Mac Pro」と同等の価格です。

仮にあなたが冷却液の漏出、或いは冷却液漏出の疑い(徴候)を発見したならば、あなたは直ちに自らのPower Mac G5の使用を中止して、援助を求めるべきです。同機種の水冷システムにおける「Material Safety Date Sheet」に示されているように、仮に(冷却液を)素手で扱った際には、冷却物質によって引き起こされる可能性のある、幾つかの健康に悪影響を及ぼす潜在的な要素に直面する恐れがあります(ここまで)。

Power Mac G5は、Adobe Creative Suiteの存在と共に「Classic環境」が動作可能な最速機種という意味でも、一部の業界では価値が高いのではないかと思われますので、気掛かりな報告ですね。尚、Macintoshにおいて初めて水冷システムが採用された機種は、2004年6月に発表された「Power Mac G5(June 2004)」です。

posted by Flipper at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | Macintosh
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