2012年08月10日

Oracleより「VM VirtualBox 4.2 Beta 1」がリリース、「Windows 8」試対応を改善 etc...

Oracleより米国時間3日、開発過程にある同社による次世代オープンソース仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 4.2」の最新Beta版に相当する「Oracle VM VirtualBox 4.2 Beta 1」がリリースされ、次世代デスクトップオペレーティングシステム「Windows 8」に対する試験的にサポートの改善等が行われています。

米国時間3月8日より、主としてエンタープライズクラスに向けたコマーシャルライセンスの提供等も開始されている、マルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox」ですが、この度米国時間3日付にて開発過程にある次世代版「Oracle VM VirtualBox 4.2」の最新Beta版(パブリックベータ)に相当する「Oracle VM VirtualBox 4.2.0 Beta 1 Build 79756」がリリースされ、現在VirtualBoxによるサポートフォーラムを通じて、Mac OS X、Windows、Linux、Solarisを対象としたバイナリパッケージ、ソースコード、SDK(Software Development Kit)、及びPUEL(VirtualBox Personal Use and Evaluation License)に準拠したエクステンションパック(Oracle VM VirtualBox Extension Pack)が入手可能となっています(Mac OS X版 約95.0MB。バイナリとソースコードには、ライセンスとしてGPLv2(GNU General Public License Version 2)が適用されています)。

この度リリースされた「Oracle VM VirtualBox 4.2.0 Beta 1」における主な特徴として、以下の項目等が示されています(Ver.4.1.18(現行GA版)からの主な変更点となります)。
  • Microsoftによる次世代デスクトップオペレーティングシステム「Windows 8」に対する試験的サポートを改善(3Dグラフィックス関連の改善等)
  • GUI関連の改善。GUIクライアント(VirtualBox.app)において、仮想マシンをグループ化可能に
  • ウィザードを対象として、エキスパートモードを実装
  • 仮想マシンの動作時に、一部の設定を変更可能に
  • 仮想マシンにおいて、最大36基の仮想ネットワークカードを利用可能に
  • リソースコントロール関連の改善。ネットワークI/Oの帯域幅の制限に対応
  • ホストシステム(Mac OS X、Linux、Solaris)のブート時に、任意の仮想マシンを自動起動可能に(現時点において、Windows版では未サポート)
  • ホストOSからLinux(ゲストOS)に対して、任意のファイルをドラッグアンドドロップ可能に(現時点では、試験的なサポートとの位置付け)
  • ネステッドページングを使用するIntel CPUを対象として、コンテキストスイッチのパフォーマンスを改善
  • AMD製CPUのFlushByASID機能をサポート(Bulldozer以降)
  • 新しいVIA CPUをサポート
  • GUI関連の改善。コンソールウインドウにおける当該状態のコンテンツのスクリーンショットを撮影可能に
  • 仮想マシンのリストを自動的にソート可能に
  • GUIから仮想マシンをヘッドレスモードにて起動可能に
  • マネージャウインドウからリセット、シャットダウン、及びパワーオフを実行可能に
  • ゲストOSにおいて、最大スクリーン解像度を制限可能に
  • 設定ダイアログが開いたままの状態である場合に、仮想マシンの終了時にクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • 仮想マシンをパワーオフした時に古いスナップショットのノードをリストアした場合に、「VirtualBox Manager(VirtualBoxマネージャー)」がクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • e1000ネットワークドライバ関連の改善。802.1q VLANをサポート
  • ストレージ関連の改善。パススルーモードにおいてオーディオCDを作成可能に
  • QEDディスクイメージに対するサポートを追加
  • QCOWディスクイメージに対するサポートを追加(「QCOW1」はフルサポート、「QCOW2」はリードオンリーでのサポート)
  • VHDXディスクイメージに対するリードオンリーでのサポートを追加
  • ゲストOS拡張機能「Guest Additions」関連の改善。X.org Server 1.12/1.11に対するサポートを追加(Solaris Additions)
  • VirtualBoxのアップデート後に、ホストオンリーアダプタの再作成が必要とされなくなるべくした変更を適用(Windowsホスト)
  • ツールチェーンのアップデート。「Visual C++ 2010」に対するソースコードの互換性、及び幾つかのセキュリティに関連したコンパイルオプションを有効化(Windowsホスト)
  • And many others...
ファイルのドラッグアンドドロップに関しては、現時点ではホストOSからLinux(ゲストOS)に対しての機能が試験的にサポートされていますが、その他のゲストOSに対して、及びゲストOSからホストOSに対してのDrag'n Dropも、機能の実装が予定されています。また、既知の問題点、及びBeta版を試用する際のガイドラインを含むその他の詳細が、リリースノート、及びサポートフォーラム等を通じて確認可能となっています。

タグ:virtualbox Oracle
posted by Flipper at 06:51 | Comment(0) | Oracle(VirtualBox)
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