2012年04月30日

「Ubuntu 12.04 LTS(正式版)」リリース

Canonical支援のUbuntu Foundationより英国時間26日、同団体によるLinuxディストリビューション「Ubuntu」の最新版に相当する「Ubuntu 12.04(Precise Pangolin、GA版)」がリリースされています。 コードネーム「Precise Pangolin」として、英国時間2011年12月1日よりテストリリースが開始されていたLinuxディストリビューション「Ubuntu 12.04 LTS」ですが、この度英国時間26日付にて同ディストリビューションのGA版がリリースされ、現在Ubuntu Foundationによる公式ダウンロードページを通じて、x86-64、Intel x86(i386)を対象としたisoイメージ等が入手可能となっています(Intel x86(i386) 約701MB。インストールCDが、そのままLive CDとして利用可能となっています)。

この度リリースされた「Ubuntu 12.04」では、Linuxカーネルに「Linux Kernel 3.2.12」、X.Org Serverに「X.Org Server 1.11.4」が実装されている他、デフォルトのデスクトップインターフェイスとしてCanonicalによる「Unity」シェル(Unity 3D 5.10)、Webブラウザとして Mozilla Foundationによる「Firefox 11.0」、メールクライアントとして「Thunderbird 11.0.1」、オフィススイートとしてThe Document Foundationによる「LibreOffice 3.5.2」が各々採用されています(メールクライアントは、Ver.11.10(Oneiric Ocelot)より「Evolution」から変更)。

「Unity」では、メニュー関連のインターフェイスにMac OS Xライクなグローバルメニューが導入されていおり、「Unity 3D」を利用するためのグラフィックス要件を満たしていないシステム(現時点では、VMware仮想マシンもこれに該当)に向けては、(Ver. 10.10(Maverick Meerkat)までのデフォルトインターフェイス「Ubuntu Classic」の代わりに)Ver. 11.10より、2D環境にて「Unity」シェルを利用可能な「Unity 2D」が提供されています。また、デスクトップ環境、パッケージ構成等の異なる派生ディストリビューションとして、
  • KDEベースの「Kubuntu 12.04 LTS」
  • Xfceベースの「Xubuntu 12.04 LTS」
  • LXDE(Lightweight X11 Desktop Environment)ベースの「Lubuntu 12.04 LTS」
  • 教育、学術機関等を対象とした「Edubuntu 12.04 LTS」
  • 「MythTV」の利用に特化した「Mythbuntu 12.04 LTS」
等も併せてリリースされています。

※「Precise Pangolin」は2年に1度のLTS(Long Term Support、長期サポート)としてリリースされており、同バージョンではデスクトップ版のサポート期間が3年から5年に延長される事となります。

尚、Ubuntu Japanese Teamからは、ライブ環境での日本語サポート、及び同チームによる追加パッケージ等を含む「Ubuntu 12.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD(x86)」を数日内にリリース予定と伝えられています。また、2012年10月にリリース予定とされる「Ubuntu 12.10」のコードネームには「Quantal Quetzal」が予定されています。

タグ:ubuntu
posted by Flipper at 03:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | Linux
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