Opera Softwareより現地時間20日、現時点における最速デスクトップブラウザとの呼び声高い「Opera 9」がリリースされています。
今回リリースされたOpera 9は、現時点で日本語を含む25種類以上の言語に対するローカライズと、「Windows(英語版とInternational版)」「Mac OS X(Universal Binary)」「Linux」「Solaris」「FreeBSD」等のプラットフォームを対象とした無償ダウンロードが可能となっており、公表されている主な特徴としては、
- 「JavaScript」「CSS」「HTML」「AJAX」等のテクノロジを利用したWebプラグインソフト「Wedgets(Operaの方は末尾に複数形の「s」が付く)」の搭載
- 匿名性を排除したP2P(Peer to Peer)クライアント「BitTorrent」プロトコルの実装
- セッションの保存/復元
- 閉じてしまったタブや、終了前状態への復帰
- 検索ボックスに登録させる検索エンジンの選択
- 任意のWebページや種々のコンテンツを遮断する「Content Blocker」
- アドレスボックス内にセキュリティ情報を表示する「セキュリティバー」
- Webメールやブログサービス等に利用可能なリッチテキスト編集機能
- 非アクティブなタブに展開されている内容をサムネイル表示させる「Thumnail Preview」
等が挙げられています。尚、Wedgetsに関しては
OPERA COMMUNITYにおいて、ニュースフィードやゲーム、マルチメディア関連、「GoogleToolBar」や「Flickr Photos」「Pandora Radio Widget」等、既に100種類以上が利用可能となっており、ファーストパブリックベータよりデスクトップ全体に対する配置もサポート。アプリケーション(Opera)の存在を殆ど意識させる事なく、デスクトップに常駐させたタブからダイレクトにWedgetsを呼び出す事のできるインターフェイスは、さながらOSの機能の一部のような振舞いを見せるようですが、Mac OS Xユーザに対してはOS標準の「
Dashboard」と機能的に被るだけに、アピールしていくにはWedgetsの量や質に対する一層の充実が要求される事でしょう。個人的にはWebアプリケーション全盛の昨今の事情を考慮すると、閉じてしまったタブの復帰機能(Trash Can)等は重宝されるのではないかと感じています。以下、デベロッパより公表されている情報です。
元来、アクセシビリティの観点や「エクステンシブル・レンダリング・アーキテクチャ(ERA)」によるWeb Standardsへの追従(ファーストパブリックベータより「
Acid2テスト」もクリア済)、軽快なレスポンス等、他ブラウザに対する様々なアドバンテージを抱えているだけに、更なる機能追加は注目に値するでしょう。Internet Explorer、Safari、Firefoxとの比較においては、バックボーンの希薄さが不利な要因の一つともなっているようですが、トータル的に高い完成度を誇るブラウザなだけに、より一層の発展が期待されるところです。
尚、Opera Softwareでは、Opera 9リリースに伴い「Your Web,Your Choice」という宣伝キャンペーンを開始し、OS付属のWebブラウザをそのまま使用するのではなく、ユーザ自身が選択したWebブラウザの利用を勧めているそうです。
posted by Flipper at 20:53
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