この度リリースされた「CrossOver Games 10.0.0」における主な特徴として以下の項目等が示されています(Ver.9.2.1からの主な変更点となります)。
- プラットフォームサポートの変更。当バージョンより「Mac OS X 10.4 Tiger」がサポート対象外に(同日付けにてリリースされた「CrossOver Mac 10」も同様)
- Mac OS X版においてユーザインターフェイスにおけるルックアンドフィールを改善(開発段階においてLeopard世代におけるGUIツールを使用)
- Linux版において、旧版のインストーラにて確認されていた多数のインストレーション関連の問題が修正された他、ユーザインターフェイスにおけるルックアンドフィールを改善(シェルインストーラにおいて、よりモダンなGTKベースのインストレーションツールを使用)
- ローカライゼーション対応の強化。新たにドイツ語、チェコ語、中国語(PRC(People's Republic of China)、中華人民共和国)、ブラジルポルトガル語、各言語リソースを追加
- 新たなCrossTieインテグレーション。インストレーション関連の情報が定義されたC4Pファイル(.c4p)をCrossTiesファイル(.tie)にリネーム(CrossTieプロファイルはボトルグループをリスペクト)
- Webベースの.tieファイル、及びCrossOverにて提供される同ファイルとの間に生じていた多数の相違を改善
- インストーラアシスタントの動作が、全般的によりスムーズに、よりスマートに、且つよりストレートに行われるべくした改善を適用
- GUI、及びシステムインテグレーション関連の改善。Linux版においてシステムトレイの動作を改善
- トレースフラグが適切に機能すべくした改善を適用
- アプリケーションのアンインストール後に、メニューアイテムが除去されるべくした変更を適用(Mac OS X版)
- 一部のLinuxプラットフォームを対象として、メニューの動作を改善
- Ver.8.xにおいて提供されていてた「Use Native Browser」オプションをリストア
- レイアウト、及びグラフィカルデザイン等、ユーザインターフェイスを対象とした幾つかの変更を適用
- 多数の軽微なバグフィックス
- ゲームアプリケーションサポートの改善。Bethesda Softworksによる「Fallout: New Vegas」、「Tank Universal」、「Star Trek: Bridge Commander」を対象としてレグレッション関連の問題を修正
- 「StarCraft II」のインストールプロセスを改善
- ケイブによる「真・女神転生IMAGINE」が動作可能に
- コードベースとして採用されているWin32 API実行環境「Wine(WINE Is Not an Emulator)」をアップデート(コードベースとして米国時間2010年12月10日付にてリリースされた「Wine 1.3.9」を採用)、多数の改善、バグフィックス等をマージ
- And many others...