ReactOS Foundationより米国時間16日、開発過程にある同団体によるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」の最新Alpha版に相当する「ReactOS 0.3.11」がリリースされています。
アプリケーション、デバイスドライバ等におけるバイナリレベルでのWindows互換環境を目標として開発中とされるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」に、米国時間16日付にて最新Alpha版に相当する「ReactOS 0.3.11」がリリース。現在ReactOS Foundationによる公式ダウンロードページを通じてインストールCD、ライブCD、QEMU仮想マシン(「QEMU on Windows」をバンドル)、VMware仮想マシン、VirtualBox仮想マシン、及びソースコード等が入手可能となっています(インストールCD:約37.2MB。VirtualBox仮想マシンは、USB関連の問題に起因して適切にインストールする事ができないケースが確認されている問題に対する回避策として提供されていると伝えられています)。
この度リリースされた「ReactOS 0.3.11」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- Microsoftによる版との更なる互換性向上を実現すべくして、kdcomカーネルモードライブラリをリライト(「WinDbg」に対するビルトインサポートを改善)
- 中国語、及び韓国語フォントに対するサポートを追加
- 「Opera」「OpenOffice.org」「Firefox 3.5」「VLC Media Player 1.1」「Skype」等との互換性を改善
- 新たに「Spider Solitaire(スパイダソリティア)」アプリケーションを追加
- Win32 API実行環境「Wine(WINE Is Not an Emulator)」と共用されるユーザモードDLL(Dynamic Link Library)、及びWin32サブシステムコードの一部を「Wine」と同期
- And many others...
今後の開発計画としてネクストリリースにはVer.0.3.12が予定されている他、Ver.0.4系統までAlphaステージにて開発が継続された後、Ver.0.5よりBetaステージに移行予定と伝えられています。また、この度リリースされたVer.0.3.11では「Sun VirtualBox」に向けてプリインストールされた仮想マシンも用意さていますが、これは仮想マシンフォーマットにおける標準規格「OVF(Open Virtualization Format)」にて提供されています(仮想ディスクとしてVMware仮想ディスク(vmdk)を包含)。
posted by Flipper at 01:25
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