米国時間6月30日付にてリリースされたアップグレード相当のVer.3.0において、新たに「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング)」に対する対応等が行われているマルチプラットフォームデスクトップ仮想化ソフトウェア「Sun VirtualBox」に、米国時間10日付にてメンテナンスアップデートに相当する「Sun VirtualBox 3.0.2」がリリース。現在VirtualBoxによる公式ダウンロードページを通じてMac OS X、Windows、Linux、Solaris(OpenSolaris)を対象としたバイナリパッケージ、及びGPL 2(GNU General Public License Version 2)に準拠したソースコード(VirtualBox Open Source Edition)が入手可能となっています(Mac OS X版:約62.4MB)。
この度リリースされた「Sun VirtualBox 3.0.2」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- ネットワークに関連したレグレッションを修正(ネットワークI/O時に、ゲストOSがハングアップするケースが確認されていた問題等を修正)
- 「Virtual SMP」利用時におけるゲストOSのパフォーマンスを改善
- 「Kaspersky Internet Security」がインストールされたWindows(ゲストOS)において、ゲストOSのハングアップ、及びパフォーマンスの低下等が引き起こされ得た問題を修正(CPU仮想化支援「Intel VT-x(Intel Virtualization Technology)」或いは「AMD-V(AMD Virtualization)」が有効化された仮想マシンにおいてのみ発生し得た問題)
- VirtualBox仮想マシン上にて一部特定のLinuxゲストOS(「Voyage Linux」等)を実行している際に、クラッシュするケースが確認されていた問題を修正
- IO-APIC有効化時に、「Windows 2000(ゲストOS)」カーネルがハングアップするケースが確認されていた問題を修正
- リアルモードにおいて「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーコンビネーションを適切にハンドリング可能に(BIOS)
- 仮想マシンフォーマットにおける標準規格「OVF(Open Virtualization Format)」アプライアンスへのエクスポート時に、ネットワーク構成を適切に移出する事ができないケースが確認されていた問題を修正
- 「OVF」に関連した幾つかの互換性問題を修正
- 一部特定状況下においてクラッシュするケースが確認されていたNAT(Network Address Translation)関連の問題を修正
- 3Dグラフィックスアクセラレーションに関連した幾つかの問題を修正
- 「Windows NT 4.0(ゲストOS)」に向けて「VBoxServiceNT」を追加(Guest Additions(Windows)、タイムシンクロナイズ等が利用可能に)
- 「Guest Additions(Windows)」におけるバージョンルックアップを修正
- インストーラにおいて「Pardus Linux」をサポート
- Solaris版インストーラにおいて確認されていた幾つかの問題を修正
- 「OpenSolaris 2009.06(ゲストOS)」において、「Mouse Integration(マウス統合)」が適切に動作しないケースが確認されていた「Guest Additions(Solaris)」関連の問題を修正
- Windows(ホストOS)レジューム後に、CPU使用率が上昇するケースが確認されていた問題を修正
- 種々のパフォーマンス向上を齎すべくしたハイパーバイザの最適化
- And many others...
タグ:Sun virtualbox
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