ReactOS Foundationより米国時間4日、開発過程にある同団体によるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」の最新Alpha版に相当する「ReactOS 0.3.8」がリリースされています。
アプリケーション、デバイスドライバ等におけるバイナリレベルでのWindows互換環境を目標として開発中とされるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」に、米国時間4日付にて最新Alpha版に相当する「ReactOS 0.3.8」がリリース。現在ReactOS Foundationによる公式ダウンロードページを通じてインストールCD(ISOイメージ)、Live CD、QEMU仮想マシン(「QEMU on Windows」をバンドル)、VMware仮想マシン、及びソースコード等が入手可能となっています。
この度リリースされた「ReactOS 0.3.8」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- カーネルコアサービスを対象とした種々のバグフィックス、及び機能強化(レジストリ、システムインフォメーションルーチン、IOサポート等)
- 新たに「PSEH 2.0(Portable Structured Exception Handling mechanism 2.0)」を導入
- LiveCDによるマルチパーティションHDDサポート、タスクマネージャにおけるCPUグラフ関連等、幾つかの既知のバグを修正
- GDI(Graphic Device Interface)において確認されていた種々の描画関連の問題を修正
- CRT、及びRTLライブラリの改善
- ベースシステムドライバ(「NPFS」「CDFS」「FASTFAT」「FS_REC」「SCSIPort」等)において確認されていた幾つかの問題を修正
- 更なるリアルハードウェアサポートに向けたビデオドライバの改善
- Win32 API実行環境「Wine(WINE Is Not an Emulator)」と共用されるコアツール、及びコンポーネントをアップデート(Wine 1.1.12)
- And many others...
今後の開発計画として、ネクストリリースに相当するVer.0.3.9を4月以降にリリース予定と伝えられており、Ver.0.4ブランチまでAlphaステージにて開発が継続されるとの意向等が示されています(Ver.0.5よりBetaステージに移行予定。尚、以前に公開されていた開発ロードマップは一度撤回され、新たに構築中と伝えられています)。
posted by Flipper at 20:51
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